1768(明和5)年、本間家3代光丘が藩主酒井家のため、幕府巡見使用宿舎として建造した、旗本二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。
その後拝領し、本間家代々の本邸として使用されたのち、1949(昭和24)年から1976(昭和51)年までは中央公民館、1982(昭和57)年からは観光施設として開邸公開しています。桟瓦葺平屋書院造りの武家屋敷の武家造りと商家造りが一体となっている珍しい建築様式です。 また、別館「お店(たな)」では、帳場や度量衡、行灯等の灯かり、台所用品などを展示しながらお土産品も販売しています。

明治9年に創業した割烹小幡は、板垣退助や皇族も訪れた市内有数の老舗料亭でした。平成19年には映画「おくりびと」のロケ地として脚光を浴びました。
左側の洋館は、大正時代に建築されたモダンな建物で、最古の鉄筋コンクリート造であることから、建物の保存・活用を求める声が多く寄せられ、令和3年に「日和山小幡楼」として新たにオープンしました。
和館1階は、「ヒヨリベーカーリー＆カフェ」で出来立てのパンやドリンクが楽しめます。和館2階は、交流スペースとして開放しています。 洋館1階は、「カフェレストラン日和亭」。パスタやスイーツを楽しむことができます。

ショップあり / カフェ・レストランあり

日和山公園は、酒田港や最上川河口を一望でき、日本海に沈む夕陽を見ることができます。園内には、日本最古の木造六角灯台や、方角石、往時活躍した千石船（1/2で再現）などがあり、港町の風情を醸し出しています。
また、全長1.2kmにわたる散歩道には、29基の文学碑が建てられ、江戸時代から昭和にかけて酒田を訪れた文人墨客を紹介しています。

庄内には6体の即身仏があり、そのうち2体が砂高山海向寺の即身佛堂に祀られています。一寺に2体の即身仏が祀られているのは全国でもここだけ。
海向寺は、今から1,200年前に真言宗の開祖弘法大師空海が開いたと伝えられています。末世までの人々の苦しみを救い願い事を叶えるため、忠海上人、円明海上人が1千日の修行を積み、即身仏となりました。

酒田港のすくそばにあり、水揚げされたばかりの新鮮な魚を取り揃えています。
1階の「菅原鮮魚」では、地魚を中心に取り揃えており、調理方法のご案内や、お持ち帰りに便利な箱詰めも依頼できます。また、イートインコーナー「喰居来居や　和ん（くいこいや わん）」も平成28年にオープンしました。
2階には食事処「海鮮どんやとびしま」があり、酒田港を眺めながら、海鮮丼や舟盛膳などのお食事を楽しむことができます。
また、ウッドデッキから酒田港を一望することもできます。

ショップあり / お食事処あり

米どころ庄内のシンボル山居倉庫。1893(明治26)年に建てられた米保管倉庫です。夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫として、現在も現役の農業倉庫です。ケヤキ並木は、様々なCM撮影等でも活用されている人気のフォトスポットでもあります。敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設されています。

ショップあり / お食事処・フードコートあり